新たな価値を創造し未来を拓く―第10期えひめベンチャー起業塾―

2023年10月5日(木曜日)18時30分から松山大学樋又キャンパスにて、「第10期えひめベンチャー起業塾」の入塾式が行われました。

えひめベンチャー起業塾は、2014年に愛媛県及び公益財団法人えひめ産業振興財団と創業・ベンチャー支援の促進等に関する連携・協力協定の締結を行い、愛媛県内産業の新陳代謝を促し、地域経済の活性化と地域雇用の創出につなげていくことを目的に「新たな価値を創造し未来を拓く」と題して、起業家を育成する取り組みを行い、これまでに209名の卒塾生を輩出し、16名の方が起業しています。今年度は松山会場19名、オンライン7名、計26名が受講しています。

開講に先立ち行われた入塾式では、山口巧副学長より「将来起業したい方、自分の可能性を広げたい方、入塾した理由はそれぞれだと思いますが、著名な講師陣の講義やアドバイスにより、有意義な時間を過ごし、夢への一歩となるきっかけにしてください」と受講生へ激励の言葉が贈られました。

第1回講義では松山大学経営学部東渕則之教授の司会進行のもと、まず受講生一人ひとりから自己紹介や起業に対する想いなどが語られました。次に東渕教授からベンチャー起業塾の全体像についての説明がなされ、講義の目玉として株式会社エル・カミノ・リアル代表取締役の木寺祥友氏から、自身の起業経験をもとに基調講演を行っていただきました。ChatGPTの第一人者として講演会活動に尽力している状況などについても触れられ、受講生からの多くの質問にもお答えいただきました。ベンチャー起業塾は、来年1月まで全14回の講義が実施されます。