松山大学大学院医療薬学研究科 がんプロ第12回公開講座/ 松山大学薬学部 第31回卒後教育講座/第1回大学院セミナーを開催

2023年10月21日(土曜日)、がんプロ第12回公開講座が薬学部第31回卒後教育講座を兼ねてオンラインで開催され、薬剤師を中心とした60名が参加しました。また、今年度より本学大学院医療薬学研究科が参画する中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアムが新たにスタートすることを踏まえ、医療薬学研究科の科目「薬学特別研究」のテーマを学外に紹介する第1回大学院セミナーを併せて実施しました。

今回は、社会実装を目指したがん基礎研究をテーマに、北里大学薬学部附属東洋医学総合研究所漢方臨床研究室の日向須美子先生をお迎えし、「麻黄湯や麻黄のがん治療への応用の可能性」という演題で、漢方薬の概要からがん治療への応用を目指した今後の展望に至るまでわかりやすくご講演いただきました。また、本学大学院医療薬学研究科薬理学分野の中島光業教授からは、演題「臨床応用に向けた健康寿命延伸物質探索評価系の樹立」について、健康寿命延伸のとらえ方から評価系への展開、臨床応用への展望等についてわかりやすくご講演いただきました。

大学院医療薬学研究科は、「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン」事業地域をつなぐ未来世代のがん専門医療人養成する中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアムに参画し、がん医療の現場を支える人材教育や指導者育成に取り組んでおり、本公開講座はその取り組みの一環です。

主催：中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム、松山大学大学院医療薬学研究科、松山大学薬学部
共催：愛媛県薬剤師会、愛媛県病院薬剤師会、松山薬剤師会