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2024年07月22日
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薬草へのいざない2024 ー薬用植物園でくすりについて学ぶfor高校生ー

2024年7月21日(日曜日)10時30分より、梅雨明け夏本番を迎えた青空の下、本学御幸キャンパスの薬学部附属薬用植物園にて「薬草へのいざない2024 -薬用植物園でくすりについて学ぶfor高校生-」が開催され、愛媛県内の高校生とその保護者10名が参加しました。

今回は「医薬品としての薬用植物を知る」をテーマとし、まず、生薬学研究室の天倉吉章教授より「西洋薬と和漢薬」の概要についての解説があり、西洋薬と和漢薬の違いについて事例を挙げて説明がなされました。続いて、漢方薬「葛根湯」に使われている7つの生薬(カッコン、タイソウ、ケイヒ、シャクヤク、ショウキョウ、カンゾウ、マオウ)のもととなる植物について解説がなされ、配剤される生薬を観察しながら、参加した高校生自ら交替で葛根湯の調合を体験いただきました。その後、好村守生准教授と2班に分かれ、担当教員の説明を受けながら薬用植物園内を見学し、園内で育成されている多種多様な植物について、真剣に耳を傾け、実際に葉っぱを手に取ったり、匂いを嗅いだり、植物の形状や特徴を確認しながら生薬の原料となる植物を観察いただきしました。

参加した高校生からは、「普段聞いたことのある植物を実際目にし、漢方薬の原材料として使用されているといった新たな発見ができ、有意義な時間を過ごし、新たな知識を吸収することが出来た」といった感想をいただきました。

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