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- 2024年10月01日
- トピックス学術・研究受験生・保護者の方法学部
松山大学法学部学術研究会・講演会を開催
2024年9月23日(月曜日)、ハイデルベルク教育大学教授のラインハルト・メーリング氏をお招きし、16時から松山大学学術研究会が、18時から松山大学法学部学術講演会が開催されました。
研究会では、「Eduard Spranger in Japan」と題して、戦間期のベルリン哲学を代表する思想家であり、教育研究のみならず、プロイセンの学校制度改革など、公的・政治的な実践にも関与したエドゥアルド・シュプランガー(1882-1963)の日本滞在(1936年から1937年)に焦点を当て、同時期に日本に滞在したカール・レーヴィットの日本理解とも比較しながら、戦前期の日独文化交流の実態に光をあてました。
講演会では、「Das Licht des „Ausnahmezustands“. Grundzüge von Carl Schmitts Verfassungslehre」と題して、自由主義と民主主義の区別および、ワイマール共和国の文脈における規範と「例外状況」の区別に関するシュミットの議論について、初学者向けにわかりやすく解説していただきました。
研究会・講演会合わせて約400名が出席し、有意義な学びの場となりました。
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