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- 2024年10月15日
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2024年度日台社会制度研究会を実施!
2024年10月7日(月曜日)、「2024年度日台社会制度研究会」が、臺灣・國立成功大學において開催されました(主催:國立成功大學法律學系、共催:國立成功大學社會科學院、經濟學系)。2024年度日台社会制度研究会の開会が宣言された後、王效文主任(國立成功大學社會科學院法律學系)の挨拶があり、下記のような報告順で会が実施されました。
2024年日台社会制度研究会
第1報告
報告者 明照博章 教授(松山大学法学部)
論 題 国民法官制度の運用開始と裁判官の意識
司 会 王效文 教授(國立成功大學社會科學院法律學系・主任)
指定討論者 陳運財 教授(國立成功大學社會科學院法律學系・前主任)
第2報告
報告者 倉澤生雄 教授(松山大学法学部)
論 題 日本における空家問題とその対策
司 会 陳俊仁 教授(國立成功大學社會科學院法律學系・元主任)
指定討論者 陳思廷 副教授(國立成功大學社會科學院法律學系)
第3報告
報告者 小林拓磨 准教授(松山大学経済学部)
論 題 製造業の脱「中国依存」は進むか?
司 会 陳奕奇 教授(國立成功大學社會科學院經濟學系・主任)
指定討論者 林常青 教授主任(國立成功大學社會科學院經濟學系・主任)
第4報告
報告者 牧本公明 准教授(松山大学法学部)
論 題 公的部門における公益通報者保護の「憲法的」意義
司 会 陳登科 教授(國立成功大學社會科學院法律學系)
指定討論者 王毓正 副教授(國立成功大學社會科學院法律學系)
第5報告
報告者 遠藤泰弘 教授(松山大学法学部)
論 題 カール・シュミット「48条2項に基づく財政法に代わる命令の鑑定書」の位置づけ
司 会 許育典 教授(國立成功大學社會科學院・元院長、法律學系・元主任)
指定討論者 陳宗憶 副教授(國立成功大學社會科學院法律學系)
報告終了後、指定討論者からの論題に対するコメント及び質問に加え、曽昭愷 検察官(臺灣高等檢察署・臺南檢察分署)など、フロアからの質問があり、報告者との間で活発の意見交換が行われました。報告終了後にも、さらに追加の質疑がされていました。その結果、現象としては同様の事態が発生したとしても、その問題に対する捉え方及び対処方法について、日台において大きな差異が存在することが浮き彫りとなりました。
研究会終了後、懇親会がありましたが、その際、①2023年度から松山大学法学部・成功大学法律学系間で再開された研究会については、2025年度も実施すること、②法学部・法律学系以外にも交流の範囲を拡大させることを模索することで、双方の見解が一致し、盛会のまま終了しました。「会の様子はこちら」
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