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2024年11月08日
プレスリリーストピックス学術・研究社会人の方研究者・企業の方全学

令和6年秋の叙勲を森本三義元松山大学理事長・学長が受章―旭日中綬章―

令和6年秋の叙勲において、長年にわたる私立学校教育の振興に寄与された
森本三義元理事長・学長が旭日中綬章を受章されました。
謹んでお祝い申しあげます。

松山大学関係の受章者は以下の方です。

■旭日中綬章 受章者

森本 三義 (元松山大学理事長・学長)

 

ご功績

1.財務基盤の強化に尽力
研究の専門分野である管理会計の知識を活かして本法人の財務基盤の強化に尽力され、競争力のある財務体質を確立しました。

2.文理融合となる総合大学実現に尽力
平成18年4月に5番目の学部として松山大学薬学部医療薬学科の設置に尽力され、総合大学実現の原動力となりました。また、松山大学大学院社会学研究科社会学専攻(修士・博士後期課程)や大学院言語コミュニケーション研究科英語コミュニケーション専攻(修士課程)を開設するなどにも尽力されました。

3.社会との窓口設置に尽力
首都圏での就職活動活性化、文部科学省をはじめ各省庁等からの情報収集等の幅広い活動を行うことを目的とした松山大学東京オフィスの開設、さらに松山大学ソーシャルパートナーシップオフィス(MSPO)を新設したことで産官学連携を一層深めていくための体制整備を行いました。

4.隣接する愛媛大学との連携事業の先には特許証獲得
愛媛県の知の拠点として教育研究水準のさらなる高度化、地域が求める人材育成の推進、社会貢献に寄与することを目的として、隣接する愛媛大学と包括的な交流協定を締結し審査員も務めました。

5.研究分野の側面から学校法人会計を考察
管理会計を専攻とし、企業の利益管理について研究を行った。CVP分析の特徴と問題点を究明してその限界を究明し、問題点解決のため新しい分析方法についての研究のほかにCVP分析の資本予算への適用についての考察も実施しました。M.Schweitzer & E. Trossmannのドイツ語による著書を翻訳し出版しました。そのほか、活動基準予算(Activity-based Budgeting)の基本構造と問題点について研究を行い、学校法人会計の特質と問題点を明らかにしました。

ご略歴

森本 三義氏は、昭和27年4月11日に愛媛県に生まれ、昭和46年3月1日に愛媛県立内子高等学校卒業、昭和50年3月20日に松山商科大学(現松山大学)経営学部を卒業、昭和52年3月19日に松山商科大学大学院経済学研究科修士課程修了、昭和56年3月31日に大阪大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学されています。昭和56年4月1日に松山商科大学経営学部講師として着任し、昭和58年4月1日に同助教授、平成2年10月1日に同教授に昇進し、平成10年12月1日から平成18年12月31日まで学校法人松山大学理事、平成19年1月1日から平成24年12月31日までは学校法人松山大学理事長及び松山大学学長に就任し、理事長・学長退任後は松山大学経営学部教授として平成30年3月31日まで勤務しました。その他、株式会社あいテレビ放送番組審議会委員(本年7月より委員長)としては、同放送の健全な番組制作に貢献し、新田学園理事および学校法人聖カタリナ学園監事としては、同設置校の運営管理に貢献しています。また、ニッタ株式会社社外監査役としては、同社の健全な成長・発展のために貢献されました。

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庶務課
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089-926-7142

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