留学生が防災の大切さを学ぶ！―本学留学生が松山市総合防災訓練に参加—

2024年11月4日(月曜日)、松山市立味生小学校(松山市別府町)のグラウンドにおいて、松山市総合防災訓練が行われ、本学の留学生2名が参加しました。

南海トラフ巨大地震の発生により、家屋の倒壊による人的被害が多数発生し、さらにライフラインも寸断され、市民生活が大きく混乱しているという想定で訓練が始まりました。
　避難行動要支援者の避難訓練では、外国人が地震発生後にけがをしているという状況下で、小学生が困っている外国人に対して、簡単な「やさしい日本語」を用いて、外国人を避難所まで誘導する訓練が行われ、本学の留学生2名も外国人役として参加しました。
　その後、初期消火訓練や救出活動等も行われ、体育館では、段ボールベッドや段ボールでの間仕切りなど災害時の避難所を再現しており、避難生活をイメージすることができました。
　訓練終了後には、炊き出し訓練として「芋炊き」が提供され、留学生たちも、実際に避難生活をした場合と同様に、炊き出しを待つ人々の列に並んで食事を受け取りました。

参加した留学生たちからは、「日本では、自然災害に対してどれだけ多くのサービスや準備、予防策が講じられているかを知ることができ、大変興味深かった。また日本の方々が災害について学び、自分自身や他人を守るために知っておかなければならないことがたくさんあることに驚いた。様々な災害の場面に対応するのは大変だと感じたが、今日は本当に多くのことを学ぶことができた」との感想が寄せられました。