- 2024年11月13日
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iProject!新商品「伊予のゆうやけこやき みかんどら焼き」 完成お披露目会 開催―伊予市の新たなお土産をつくれ!本学生が老舗和菓子店の新商品プロデュースー
松山大学では、本学学生と郷土銘菓の店「紺田菓子舗」(伊予市米湊803番地 代表取締役 紺田一男)様と伊予市、伊予農業高校が協力し、伊予市の新しいお土産菓子「伊予ゆうやけこやき みかんどら焼き」を開発しました。11月12日(火曜日)15時00分から、本学樋又キャンパスのアカデミック・ソーシャル・コモンズにてお披露目会を開催しました。
この試みは、伊予市、伊予農業高等学校、松山大学の3団体が連携し、伊予市の事業者や団体を巻き込みながら推進する協働事業「iProject!」の一環です。今回のプロジェクトでは、「伊予市の手土産として認知される商品開発」を目指し、本学生が県外向けに地元の銘菓を手土産として利用する伊予市の企業様にご協力いただき、アンケートや企業訪問インタビュー調査を実施しました。また、POP、ネーミング、キャッチコピーの開発、試食会、パッケージデザインのコンペティション、大学祭での販売計画などに取り組みました。
お披露目会では、松山大学を代表して池上真人副学長・社会連携室長、続いて伊予市役所企画振興部 地域創生課 松本宏氏から挨拶があり、その後、紺田菓子舗 紺田一男氏と大学祭での販売企画についてリーダーを務める清家胡太さん(経済4年)による商品説明が行われました。紺田氏は、「この商品の特徴は、伊予市のみかんをジャムとして炊き上げ、バターと混ぜて白あんにのせ、どらやき生地で挟んでいる点です。当初は小豆餡で制作していましたが、みかんとの相性を考え白あんに変更しました。生地は伊予農業高等学校の生徒と試作を繰り返し、昔ながらのどらやきの配合に牛乳や油脂などを加え、現代風にアレンジしました。生地に施した焼き印とパッケージは伊予市の夕焼けをイメージしたデザインとなっています」と開発での工夫を語りました。
続いて、清家さんと池田大雅さん(経済3年)から今回の取り組みについて説明がありました。清家さん、池田さんは、「今年で2年間このどらやき発売に向けて取り組んできました。企業が使うような伊予市を代表する手土産品を作るという方向に決まってからは、伊予市内の複数企業へのインタビューなどを行い、実際の企業の声や自分たちの想いを紺田様に伝えながら開発に取り組みました。試食会も実施し、餡の種類、バターやみかんジャムの量などを検討しながら、多くの方に食べてもらえるかを意識しながら制作しました。長く愛される商品になってほしいです」とプロジェクトを振り返りました。
最後に、紺田氏から「製造を専門としており販促活動にはあまり携わってこなかったので、若者の新しい視点は新鮮でした。新商品が完成したことをうれしく思います。単なる新商品にとどまらず、伊予市のPRに繋がる、地域の方に愛される、伊予市の定番のお土産に成長することを目指してまいります。」とご挨拶いただき、お披露目会は終了しました。
なお、「伊予ゆうやけこやき みかんどら焼き」は、11月16日(土曜日)、17日(日曜日)に開催される学園祭「熟田津祭」にて販売されます。
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