学生の主体性と協調性を育む―法学部銭ゼミ4年次生ゼミ合宿の成果―

2024年11月9日(土曜日)～10日(日曜日)、法学部の銭偉栄ゼミは北条鹿島キャンプ場にてバーベキュー大会を開催し、4年次生にとって最後のゼミ合宿となりました。本イベントは、ゼミ生が主体的に企画・運営を行い、その過程で学生間の協力関係を深めるとともに、リーダーシップや問題解決能力を育成することを目的として実施されました。

本イベントでは、ゼミ生同士のチームワークとコミュニケーションが重要な役割を果たしました。ゼミ長(亀井沙奈さん)と副ゼミ長(大川香凛さん)が中心となり、スケジュール調整や資材の手配など、全体的な進行を管理し、各ゼミ生は食材準備、会場設営、片付けなど、それぞれの役割を分担し、円滑な運営に貢献しました。
　また、突発的に四国地方全体で発生した大規模停電に対して、ゼミ生たちは冷静に対応し、創意工夫によって困難を乗り越えました。懐中電灯にペットボトルを被せるというアイデアによって、柔らかな光を作り出し、その光が温かい雰囲気を演出し、懇親会を継続できたことは、学生たちの柔軟な思考力と問題解決能力の高さを示しております。

予期しない困難な状況に直面しながらも、結果的にはゼミ生同士の絆を強化する貴重な経験となり、共に過ごした時間がより一層特別なものとなりました。本イベントは、レクリエーションにとどまらず、学生たちが主体的に社会課題に対処する力を養う貴重な機会となりました。特に、停電という予期せぬ事態に直面し、その経験から得られた教訓は、将来、学生たちが社会人として様々な困難に直面する際に、大きな力となることでしょう。