法学部1年次生が激論！―基礎演習Ⅰ合同ディベート大会を開催—

11月7日(木曜日)、14日(木曜日)に、法学部の基礎演習Ⅰ(1年次ゼミ)合同ディベート大会が行われました。大会には、石橋ゼミ、井上ゼミ、倉澤ゼミ、牧本ゼミ、牧野ゼミの5つのゼミが参加しました。

本大会では、各ゼミで1～2グループに分かれ、それぞれにディベートテーマと対戦相手が事前に決定されます。そして、ディベート大会に向けて、それぞれのグループで立論の準備を進めていきます。
　大会当日は、2つの教室でそれぞれのグループが立論・反駁を行い、当日にディベートを担当しないグループが勝敗のジャッジをします。ジャッジの際には、「聞き手に配慮した話し方ができているか」や「チームワークがあるか」などが基準となるため、立論グループは相手の主張をしっかり聞くことや、全員が発言することを意識している様子でした。
　なにより、普段のゼミ内での取り組みとは異なり、他ゼミと交流し、勝敗が決まることもあって、学生たちは普段にはない緊張感の中でディベートに取り組んでいました。勝敗に対し、様々な思いを寄せる学生の様子が大変印象的でした。

今回のディベート大会の経験を通し、学生も教員もゼミにおけるグループワークの難しさと楽しさを再認識できました。大会当日までの準備の大切さへの気づきや、大会後に全員で感じた達成感・充実感などの想いが、今後のゼミでの活動に役立つことを期待しています。

【論題とスケジュール】
11月7日(木曜日)
【論題①】大学入試における女子枠の妥当性
肯定側：石橋ゼミ①(勝) vs 否定側：牧野ゼミ①(負)　ジャッジ：倉澤ゼミ②&牧本ゼミ
【論題②】弁護士の数を今よりも増やすべきか否か
肯定側：倉澤ゼミ①(勝) vs 否定側：井上ゼミ(負)　ジャッジ：石橋ゼミ②&牧野ゼミ②

11月14日(木曜日)
【論題③】松山市が、訪問する外国人観光客に対して日本人観光客よりも高額の松山城天守観覧料金を課すことの是非(日本国憲法、地方自治法の該当する条文を探ること及び必要なら松山市松山城天守閣条例の改廃にも注目してください)
肯定側：牧本ゼミ(勝) vs 否定側：石橋ゼミ②(負)　ジャッジ：牧野ゼミ①&倉澤ゼミ①
【論題④】坊っちゃん列車の運行のために公金を投入すべきか
肯定側：牧野ゼミ②(負) vs 否定側：倉澤ゼミ②(勝)　ジャッジ：井上ゼミ&石橋ゼミ①