海外渡航先での危機管理について―海外留学・渡航に備える「危機管理セミナー」―

2025年6月21日(土曜日)、留学・研修等で海外に渡航予定の本学、愛媛大学、人間環境大学の学生、教職員81名を対象に危機管理セミナーを開催しました。充実した留学生活にするために、危機管理について備えておくべきこと、現地での安全対策について、特定非営利活動法人海外留学生安全対策協議会(JCSOS)の上野明彦氏を講師としてお招きし、ご講演いただきました。
　
　上野氏からは、危機管理では、現地での危機を回避するためには、常に最新情報の情報収集を行うことで、トラブルの対応方法を考えておくことが安全対策につながるため、渡航後の安全対策のみならず、渡航する地域の事前情報の収集が大切であることを述べられました。また、自分自身の強みと弱みを見つめ直し、トラブルに備えることの重要性も説明されました。
　
　参加した学生からは、「今回のセミナーを聞いて、改めて危機管理力を高めることの重要性を再認識した。研修が始まるまでに更に情報収集をしようと思う」「自分が海外に行くのに何も準備ができていないことが分かったのでしっかり準備して渡航したいと思った」等の感想が寄せられました。本学では、学生の皆さんが安心して海外で学べるよう、引き続き危機管理体制の整備に取り組んでまいります。