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2025年07月21日
トピックス受験生・保護者の方薬学部

薬用植物園で体験する「くすり」の原点—薬草へのいざない2025—

2025年7月20日(日曜日)10時30分より、夏本番を迎えた青空の下、本学御幸キャンパスの薬学部附属薬用植物園にて「薬草へのいざない2025—薬用植物園でくすりについて学ぶ for 高校生—」が開催されました。当日は、愛媛県内の高校生とその保護者15名が参加しました。

今回のイベントでは、「医薬品としての生薬、薬用植物を知る」をテーマに、まず、生薬学研究室の天倉吉章教授より西洋薬と和漢薬の概要についての解説があり、両者の違いについて事例を挙げて説明がなされました。
 続いて、漢方薬「葛根湯」に使われている7つの生薬(カッコン、タイソウ、ケイヒ、シャクヤク、ショウキョウ、カンゾウ、マオウ)のもととなる植物について解説がなされ、配剤される生薬を観察しながら、参加した高校生自ら葛根湯の調合を体験しました。
 その後、好村守生准教授と2班に分かれ、担当教員の説明を受けながら薬用植物園内を見学し、園内で育成されている多種多様な植物について、実際に葉っぱを手に取ったり、匂いを嗅いだり、植物の形状や特徴を確認しながら生薬の原料となる植物を観察しました。
 最後に、日本薬局方に記載されている生薬の確認試験のうち、簡単に行えるものをいくつか体験してもらい、薬としての生薬を感じていただきました。

松山大学薬学部では、薬用植物を通じて薬、健康や医療について考える学びの機会を、今後も積極的に提供してまいります。

このページに関するお問合せは下記までお寄せください。
薬学部事務室
電話
089-926-7193

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