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2017年02月27日
トピックス社会人の方

学生からの指導を受け野球の奥深さを体験―少年少女野球教室―

平成29年2月25日(土曜日)9時00分より、松山大学久万ノ台グラウンドにて、本学硬式野球部主催の「少年少女野球教室」が開催され、松山市内の小学校から45名が参加した。この野球教室は、平成23年から行われ今年で7回目の開催。小学校のソフトボール部を引退した児童を集めて、中学校進学前に野球に慣れてもらう目的で実施している。

開講にあたり、本学硬式野球部の井上浩次監督が「近年、野球人口が減少しています。皆さんにはできるだけ長く野球を続けて欲しいです。将来はこの松山からプロ野球選手として活躍する選手がいることを願っています。また、今日は技術的なことはもちろん、挨拶、返事、礼儀作法なども学んで、これからの野球人生に生かしてください」と挨拶した。

教室ではまず、小学生は大学生の間に入りランニングやストレッチを行い、体を温めた。その後、守備練習では、キャッチボールやゴロの捕球練習で守備の基本動作を大学生が見本となり繰り返し行った。走塁練習では、ソフトボールには無かったリードの取り方を中心に、目線の動きやスライディング時の手のつき方などを伝えた。バッティング練習では、硬式ボールの鳴り響く快音と、バットの芯を外した時の手の感触に驚いていた。バッティング終了後、「小学生対大学生とのソフトボール1打席真剣勝負」も行い、小学生のエースと大学生主軸バッターとの真剣勝負でグラウンドは盛り上がった。最後は、小学生へ恒例のカレーが振る舞われ、充実した野球教室は閉講した。

硬式野球部副主将の下村一成さん(法3年)は「今、野球ができているのは、保護者の方々、指導者の方々の協力があるからです。常に感謝の気持ちを忘れず、これからも野球を続けてください。大学生も全国に出場できるように頑張ります」と話した。
 小学生からは、「入念にウォーミングアップをすることで、体が温まり、動きやすかった。アップの大切さを感じました」「走塁練習で初めてリードのことを教わり、ダイビングで戻るのが難しいと感じました」「硬式ボールでのバッティング練習は気持ちよかった。中学校でも硬式野球をやるので楽しみです」などの感想があった。
 硬式野球部では、この野球教室以外にも、平日を利用して、大学・グラウンド周辺の小学校を訪問し、練習のお手伝いをしながら技術指導も行っている。このような交流を通して、小学生により野球を好きになってもらうことや、松山大学を知ってもらうこと、大学生の指導力向上ならびに基礎の再確認を期待しており、今後も毎年継続して行う予定である。

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