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2017年03月17日
トピックス受験生・保護者の方短期大学

平成28年度松山短期大学卒業式を挙行

平成29年3月15日(水曜日)17時00分から「平成28年度松山短期大学卒業証書・学位記授与式」が本学カルフール・ホールにて行われた。
 はじめに、上杉志朗松山短期大学学長より、卒業生83名(内女子17名)を代表して首席の長山真大さんに卒業証書が授与され、引き続き、卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡された。2年間を通して学業成績や課外活動が特に優秀であった者、特に他の模範となる者に対して学長賞の授与が行われ、受賞者7名に賞状と記念品が贈られた。

上杉学長は式辞で「松山短期大学で学んだことは、単なる専門知識だけではありません。卒業後も精進を続け、時代や状況の変化に対応して実践的に生き抜く力なのです。校訓『三実』に基づく教育が皆さんに根付いていることを期待します。一人ひとり進路は違っても、同じ学び舎で学んだという事実はひとつです。英語で、高等教育機関の卒業式は『Commencement』といいます。『始まり』ということです。今日この日を始まりの日として素晴らしい人生を切り拓いていかれることを祈念します」と餞のことばを贈った。

これに対し、卒業生を代表して稲田眞奈美さんが「様々な講義で学んだ知識や本学初の産学連携プロジェクトでの経験は、将来の人生を考えるうえでの大きなヒントとなり、目標に向かって努力することの充実感と学ぶ喜びを得ることができました。そして何より、その中で体験した数多くの出会いや仲間たちとの思い出は、一生忘れることのない、貴重な、素晴らしい宝物となりました。私たちは、この一生の宝物と、ここで学んだ多くのことを胸に、これからの未来を素晴らしいものとするため、精一杯頑張っていきます」と答辞を述べた。そして、卒業生を代表して日野南央也さんより記念品の贈呈があった。
 次いで、同窓会組織温山会を代表して、興梠安会長より挨拶が述べられ、出席者全員で校歌斉唱を行い、式は滞りなく終了した。

 松山短期大学での学生生活を振り返り、卒業生の谷本将太郎さんは「熟田津祭で友人たちと餅つきをし、販売したことが一番の思い出です。一つの目標に向かってみんなと力を合わせることができ、充実した時間を過ごせました」と話した。また、和田未来さんは「産学連携プロジェクトに参加し、自分の意見をまとめ、述べることの大切さを学ぶことができました。卒業後は進学し、勉強をがんばりながら自分のやりたいことを見つけたいと思います」と今後の抱負を語ってくれた。
 卒業生らは2年間お世話になった教員・職員や学友達との別れを惜しみながら、思い出のキャンパスを後にした。

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