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2017年06月05日
トピックス入試情報学術・研究社会連携研究者・企業の方

地域の更なる活性化を目指して―愛媛大学・松山大学連携事業成果報告会―

学長賞を受賞し、愛媛大学の大橋学長より表彰を受ける古川教授

平成29年6月2日(金曜日)14時30分から、平成22年3月より愛媛大学との間で締結している『愛媛大学と松山大学との教育・研究交流協定』のもと実施された平成28年度終了分の連携事業の成果報告会が、愛媛大学総合情報メディアセンターメディアホールにて開催され、約120名の教職員・学生が参加した。

この連携事業は、それぞれの大学における教育・研究等の特色を尊重し、相互の交流と協力を推進することにより、教育・研究の充実を図り、社会に貢献することを目的としている。平成27年度の実施種目は、(1)学生の交流、(2)学生の単位互換、(3)教員・職員の交流、(4)共同研究の推進、(5)その他教育・研究の発展の5種目、平成28年度の実施種目は(1)学生教育の活性化、(2)地域の活性化とし、締結当初から毎年5件程度の事業が採択されている。
 

障がいのある学生支援体制作りについて報告する宇田学生支援室長

今回の報告会では、7件の連携事業(下記)の成果が報告された。それぞれの発表者は持ち時間の20分を最大限活用して熱のこもった発表がなされるなど、両大学間での知的・人的交流が行われた様子が報告された。

 

発表後、報告事業のうち優秀な取り組みに贈られる「学長賞」の選考が行われ「『観光英語』の課外授業とその実践:松山市内および石鎚山周辺観光での学生による英語案内プロジェクト」と「河内晩柑果皮の脳賜相関に及ぼす影響―抗うつ作用の解析―」の2事業が選ばれ、両大学学長より賞状と副賞が手渡された。

【報告事業】(発表順。【*】は「学長賞」受賞事業)
1.「合理的配慮提供のための、障がい学生支援体制作り」
2.「オープンデータの利活用に関するCode for DOGOの活用とアプリ開発」
3.「『愛媛アイデンティティ』の醸成と促進による愛媛学構築の総合的研究①:南予地域を事例とした地域資源(社会・産業・環境・スポーツ分野)に関する学際的な検討」
4.「『観光英語』の課外授業とその実践:松山市内および石鎚山周辺観光での学生による英語案内プロジェクト」【*】
5.「地域が求める医療人育成に向けた専門職連携教育(IPE)の取り組み」
6.「両大学生の県内中小企業に対する理解促進・雇用促進のための調査およびプログラム開発」
7.「河内晩柑果皮の脳賜相関に及ぼす影響―抗うつ作用の解析―」【*】

 報告会終了後、レストラン「haco愛大城北店」にて、両大の学長・副学長をはじめ事業に携わる教職員が参加して交流会が開かれ、両大学の取り組みや研究内容の情報交換が行われた。
 当連携事業を通して、両大学は「愛媛県の知の拠点」として、人材育成、学術研究の推進、社会貢献など、高等教育機関を担う愛媛県の主要大学としての使命を果たすべく、今後さらに連携・協力を推進していく。

このページに関するお問合せは下記までお寄せください。
社会連携事務室
電話
089-926-8246

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