
地域とともに歩む―愛媛と全国をつなぐ懸け橋を目指して―
松山大学には、地域とともに歩み、社会に貢献したいと積極的に活動している学生が大勢いる。
2017年8月、「2017愛媛みかん(いよかん)大使」に任命された藤田さんと一色さんも、そのなかの2人。
彼女たちは愛媛県産かんきつをPRしながら愛媛と全国をつなぐ懸け橋となろうと、日々奮闘している。
愛媛みかんの魅力を伝えることで、
一人でも多くの愛媛ファンを増やしたい
藤田 みかん大使に任命されて、もうそろそろ活動に慣れた?
一色 まだまだです。愛媛の代表として社会へ出て、やはり学生とは違う心構えが必要だと、日々実感しています。
藤田 例えば、どんなこと?
一色 「伝える」ことの大切さと難しさですね。相手に目を合わせ、心に訴えかけないと伝わらないし、愛媛みかんをうまくPRできない。だから普段の生活でも相手に「伝える」ことを意識して話をするようになりました。
藤田 わかる!私はそれに加え、周囲の方々への気遣いと、サポートしてくださる方々への感謝の気持ちは常に忘れてはいけないと思うようになったかな。
一色 周囲への気配りもできて、さすが藤田さん!
藤田 私だってまだまだ。産地へ研修に行ったり、社会人としてのマナーを学んだり・・・勉強すべきことはいっぱい。大変だけど、県外キャンペーンで皆さんに愛媛みかんを喜んでいただけた瞬間、苦労なんて吹き飛ぶよね。
一色 私もキャンペーンで東京や大阪に行ったとき、愛媛みかんのPRをすると、多くの方が購入してくださったり、話しかけてくださったり、人の温かさがとてもうれしかったです。藤田さんはみかん大使としてこれからどんな活動をしていきたいと考えているんですか?
藤田 いい質問だね(笑)。私は農家の方々が丹精込めてつくられた愛媛みかんの魅力を一人でも多くの方にお届けできるよう、生産者と消費者の懸け橋となり、愛媛みかんのファンを増やしていきたいと思う。一色さんは?
一色 みかんを栽培して出荷するまでの過程は「子どもを産み大切に育て、嫁に出すようなもの」。それくらい愛がある、重みのあるものを私が大使として責任を持ち、農家の方の気持ちを背負い、愛媛みかんのおいしさや素晴らしさ、愛媛県の魅力を一人でも多くの方にお伝えできるよう頑張りたいです!
藤田 同時に、社会人としての立ち居振る舞いや言葉遣いをしっかり身につけ、今後のスキルアップにもつなげていきたいね。
経営学部経営学科4年次生・2017愛媛みかん(いよかん)大使
藤田 茉倫(ふじた・まりん)さん(写真左)
経済学部経済学科3年次生・2017愛媛みかん(いよかん)大使
一色 涼花(いっしき・りょうか)さん(写真右)
- 電話
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