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2019年01月08日

経済学部経済学科 小田巻友子ゼミ

一人ひとりの社会への問題意識を軸に専門書の輪読・報告・議論
というアプローチから自分ならではの研究成果に繋げる力を醸成する

専門書から真理を求め議論する力を身につける

社会政策を専門領域とする小田巻ゼミのテーマは「貧困とはなにか」。歴史的、文化的背景に基づいて形成される貧困の概念を理解し、消費水準や所得などの経済状態だけではなく、社会関係の観点から貧困の意味を捉えていく。その研究手法として、ゼミでは貧困に関する専門書をテキストに指定し、輪読・報告・議論というスタイルをとっている。学生は2年次生の後期から、まず一冊の専門書をしっかり輪読し、その内容を理解した上で、それぞれが自分の言葉で報告を行い、議論へと発展させる。「まず、専門書をしっかり読み込むこと。『輪読』の声に出して読むということを重視しています。難しい文章を一定時間読むことは忍耐の必要な作業ですが、一冊の本と向き合ったという経験が、今後研究を進める上でも活かせる力になると考えています」と小田巻講師。森さんは「議論では皆それぞれの解釈があり、意見が一致しないことの方が多いのですが、それを互いにまとめながら一つの意見にしていくとき、その難しさに学びの深さを実感しました」と振り返る。

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