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2019年01月08日

経済学部経済学科 小田巻友子ゼミ

学生とともに学び、考え、一緒にゼミをつくり上げていく 

小田巻ゼミの第一期生である3年次生は19名。「個性の強いメンバーぞろいなところも魅力!」

2017年、松山大学に着任した小田巻講師は、ゼミを担当して2年目。3年次生の森さんと内倉さんは小田巻ゼミの一期生だ。年齢的にも学生と近く、和やかなムードのなか、学生はのびのびと研究に取り組んでいる様子が伺える。
 3年次も中盤に差し掛かると、次のステップであるグループワークに入る。学生自らが研究テーマを設定し、グループのメンバー構成も自主性を尊重。「学生の問題意識を重視しているので、本人が掘り下げたいことを研究してもらい、私はそのサポートができれば…」と話す。そのため、学生からは多種多様な研究テーマが出てきており「彼らの考え方や目のつけ方から、私自身学ぶことも多いです」。
 森さんと内倉さんは2人でグループを組み、「ベーシックインカム」をテーマに研究を進めている。「専門書などから先行研究を理解した上で、自分たちのオリジナリティの意見をまとめていく流れにおいて、先生は違う観点からの解釈や相反する意見を提示し、アドバイスをしてくださいます」と話す内倉さん。報告、議論の場で自分の考えを発表する機会を多く持てたことで「相手に伝わるように自分の意見をしっかり述べ、様々な人とコミュニケーションを取れる社会人になりたい」と考えるようになった。
 専門書から真理を求め、議論を重ねる。その経験値を高めることで社会を俯瞰的に見る目を養い、現状の問題点に気づける社会人に。明確な目標意識を持ちながら、小田巻ゼミでは、先生と学生が一体となってゼミをつくり上げている。

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