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2021年11月08日

未来へのビジョンを拓く

コロナ禍により、“例年通り”が通用しなくなった就職活動。
刻々と変化する状況に、4 年次生たちは柔軟に対応しながら果敢に挑み続け、その努力が結実しつつある。
そんな先輩たちに続けと、3 年次生たちも未来へ向かって動き始めた。
インターンシップを通して「働く」ことを知り、自己を見つめ、「社会へ出る」ことの意味を考える。
その先にあるのは、社会人としての自覚の醸成、そして夢の実現だ。

就業体験を通し、たくさんの気づきを得て
進むべき未来への道しるべを見定めたい

 高校までは旅行業界で働きたいと思い、大学で観光や地域のことを学ぼうと松山大学へ進学しました。愛媛のことを深く知るうち、地域活性化に携われる仕事に就きたいと考えるようになり、この夏は様々な企業のインターンシップに参加。自分に合う仕事をリサーチしています。
 インターンシップに参加するにあたりキャリアセンターを訪ね、相談にのっていただきました。職員の方はいろんなことを聴いてくださり、例えば私が学外活動でたくさんの発表を行ったことなど、様々な体験を引き出し、その経験が私の〝強み〞になることを気づかせてくれました。エントリーシートの書き方に悩んでいた時期でしたから、自分に自信を持つことができ、とてもありがたかったです。就職活動本番を迎えたら、面接練習でもお世話になりたいですね。
 インターンシップに参加した企業は6社。このコロナ禍、対面でもオンラインでも、企業の皆さんは私たちの学びが滞らないよう、様々な工夫をしてくださった姿が印象的でした。ある企業では、新商品についてグループディスカッションをして、企画提案を行いました。意見が多く出過ぎて収拾がつかなくなってしまったのですが、メンバーの一人がみんなの意見を上手にまとめてくれて、1位を獲得。その人からグループで話し合うときの進め方などを学ぶことができ、良い刺激になりました。
 発表は私が行ったのですが、順序立てて分かりやすく説明するという学外活動での経験を活かすことができ、自分の成長を感じました。一方、グループディスカッションでは意見を積極的に述べることが苦手であることを再認識し、自分を引き締めるきっかけに。克服すべき課題を見つけられたことは、大きな成果でした。インターンシップでは、インターネット上で開示されている情報を閲覧するだけでは得難い学びをたくさんさせていただきました。この経験を自分に合う業種・企業をより明確に見定める糧とし、未来へ進む道しるべにしたいと思います。

 

アカデミック・ソーシャル・コモンズにて。
キャリアセンターの特設サイトや資料を活用し、様々な業種・企業の情報を集めている。

この記事は松山大学学園報「CREATION」NO.211でご覧いただけます。

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