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2021年11月16日

がん治療で誘発される 口腔粘膜炎に対し、動物モデルを用いて治療効果を検証する

がん治療の背景にある重篤な副作用に着目

これまでに、歯科口腔外科を含む多くの病棟で様々な患者さんに出会いました。がん治療に伴う口腔粘膜炎の痛みに苦しみ、食事を摂ることもできない患者さんがいることを目の当たりにし、自分が思っていた以上に口腔粘膜炎は深刻な副作用だと実感。そのことがきっかけとなり、がんの化学療法や放射線療法によって誘発される口腔粘膜炎に関する研究を続けています。
 近年、放射線療法や、がん細胞の特定部位にターゲットを絞って直接アプローチする分子標的薬などの新しい治療法の研究が進み、今では実際に臨床で使用されています。しかし、分子標的薬や、放射線療法には副作用として重篤な口腔粘膜炎が発症する場合がよくあります。殺細胞性の抗がん薬で発症する吐き気や骨髄抑制、脱毛などの副作用については1960年頃から研究が行われており、今ではある程度対処方法が分かってきています。とはいえ、口腔粘膜炎に関しては、1990年代後半から研究が始まったばかりで、そもそも口腔粘膜炎を研究対象にしている研究者も少ないというのが現状。しかし、口腔粘膜炎はがん患者の※QOLを著しく低下させ、治療そのものを阻害することにもなる深刻な副作用なのです。

 

※クオリティ・オブ・ライフ。患者の肉体的、精神的、社会的、経済的などすべてを含めた「生活の質」「人生の質」

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