FOREFRONT
マツダイ最前線

望月 雄介 准教授
談話研究の成果を社会に還元する
「人々の幸せにつながる」「社会の役に立つ」言語コミュニケーション研究を意味する「ウェルフェア・リングイスティクス」という専門用語があります。私は研究成果を社会に還元していくことを意識しています。身近な言語現象に焦点を当て、誰もが使える「ことば」を介して「見えないもの」を「見えるもの」にしていく談話研究は、円滑なコミュニケーションを実現するための指南書的な役割を果たしていくでしょう。談話研究は他に教育面でも力を発揮し、「人々の幸せ」の実現につながっていく可能性が大いにあると考えています。
今後は談話をベースに、中国語の会話や、スポーツと言語、世代間ギャップなど、地域や社会に寄り添った研究を続けていきたいと思っています。

北京大学中文系に留学。学位授与後。
この記事は松山大学学園報「CREATION」NO.225でご覧いただけます。
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