薬草を通して市民の方々と交流―薬学部附属薬用植物園「秋季一般公開」開催―

平成29年9月24日(日曜日)10時00分から、本学御幸キャンパスにある薬学部附属薬用植物園の「秋季一般公開」が開催された。当日は、園内で約400種の薬草を観察しようと大人から子供まで373名が来園した。

この一般公開は、市民の方々に民間薬、漢方用薬やハーブ・スパイスとして人々の健康維持に役立っている薬草に親しんでもらうことを目的に、春と秋の年2回実施しており、今回で18回目を迎えた。

園内では、薬学部の教員及び学生スタッフが、来園者に対し園内の案内や薬草の説明を行うなど丁寧に対応していた。また、学生が考案した「薬草クイズ」や「ブレンドハーブティー2種類」の試飲コーナーが用意され、さらに、来園者にはお土産として薬草の苗や薬草で作ったキャンドルなどがプレゼントされた。

毎年来園されている市民の方からは「年々薬草園も、学生スタッフの説明も良くなり、来るたびに新しい発見があって、毎年楽しみにしている」といった声が聞かれ、また、今年初めて来園された方からは「来園してみて驚いた。色々な薬草があってすごく楽しい。来年からは、毎回必ず来園したい」と笑顔で話してくれた。また、学生スタッフからは「当日までの準備は大変でしたが、毎年来てくれる市民の方が声を掛けてくれるのですごくやりがいがある」や「自分たちの知らない薬草の知識を持っている人もいて刺激になる」と感想を述べ、充実した表情が見られた。

: 薬草の説明をする学生スタッフ

: 薬草を観察する来園者

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薬学部事務室

電話: 089-926-7193

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