樋又キャンパスにて　映画「MARCH」試写会―愛媛から福島・世界へ―　

平成28年4月24日(日曜日)11時00分から、一般市民・学生を対象とした松山大学ロータアクトクラブ主催の東北復興支援 in 愛媛 ドキュメンタリー映画「MARCH」試写会が樋又キャンパスH2A教室で開催され、約100名が来場した。この映画は「南相馬と愛媛の絆をたくさんの人に知ってもらいたい」「Seeds＋の笑顔の背景や震災から5年を迎える福島の今を伝えたい」という想いから制作されたもので、東日本大震災以降の混乱の中、福島第一原発から25.3kmにある南相馬市立原町第一小学校のマーチングバンド部を母体としたSeeds+を描いたドキュメンタリー映画である。

Seeds+は、全国へ避難したメンバーが離れ離れでも、もう一度全国大会に出たいという思いから、指導者・保護者が活動再開のために楽器を集め、避難している各地域で練習体制を作り上げた。そのSeeds＋の子供たちを愛媛FCが愛媛県へ招待し、愛媛での交流の中で多くの感動が生まれた。この映画の中には“もうひとりじゃない”様々な人の繋がり・絆が詰まっている。

ドキュメンタリー映画「MARCH」は、復興支援映画として位置付けて「制作支援」「直接支援」「観る支援」「間接支援」の4つの支援を通して、Seeds+の活動援助、福島の現状を伝え、日本中に福島の元気な部分をアピールしており、この映画を通じて復興支援をしていきたい。今後も、様々な場所で上映会を開催していく。

詳細については、http://seedsplus.main.jp/に掲載。