2022年度スタッフ・ディベロップメント研修を実施

2022年10月６日(木曜日)15時30分から松山大学8号館821番教室にて、教職員を対象に、学校法人松山大学スタッフ・ディベロップメント研修(以下「SD研修」という。)が開催され、約60名の教職員が参加しました。
　今回のSD研修は、「ハラスメントについて」をテーマとし、講師には弁護士法人第一法律事務所の弁護士 葉野 彩子 氏をお招きし、「大学におけるハラスメント防止のための心構え―弁護士の視点から実例をふまえて―」と題してご講演いただきました。

研修会では、まず初めに「なぜハラスメントがよくないのか」について、被害者、加害者及び大学の立場から説明していただき、次に、過去の裁判事例をご紹介いただきながら、どのような言動がハラスメントに当たるのかが解説されました。最後に「加害者にならないために」として、教職員が学生に接する際、自分のポジションを自覚すること、明確な拒否がないからといって許容されている訳ではないということ、そのタイミングでいう必要があるかなど言動の必要性と相当性を考えること、相手の人格を尊重することが大事であるとのお話いただきました。

講師の葉野氏からは、弁護士の視点から、大学におけるハラスメントのための心構えをわかりやすくご講演いただき、大変充実した研修となりました。
　松山大学では、学生及び職員が、就学、就労、教育又は研究を健全で快適な環境のもとに遂行できるよう、引続きハラスメントの防止に努めてまいります。