松山高等商業学校初代校長・加藤彰廉の企画展開始－開展式に新井英夫学長が出席－

2022年12月3日(土曜日)から愛媛県生涯学習センター内愛媛人物博物館で松山大学の前身である松山高等商業学校初代校長・加藤彰廉の企画展が始まりました。この企画展では加藤彰廉の業績や人物像を知ることができる資料や写真が展示されており、愛媛県生涯学習センターが主催し、学校法人松山大学のほか、愛媛県内の複数の団体が後援しています。

加藤彰廉は本学創設の三恩人の一人で、北予中学校(現・愛媛県立松山北高等学校)校長に就任し、高等商業学校設立をいちはやく加藤恒忠松山市長に提案するなど設立運動に尽力しました。その後、松山高等商業学校初代校長に就任し、第一回卒業式において「実用・忠実・真実」*を説いた訓示は校訓「三実」に確立され、人間形成の伝統原理として今日に受け継がれています。
　企画展開催初日の10時から行われた開展式には新井英夫学長が出席し、企画展開展の祝辞を述べるとともに、加藤彰廉校長に始まった本学が2023年に100周年となり、次の100年に向けて「実れ、ミライ。」のスローガンを掲げ、未来に確かな実りをもたらす大学として飛躍していきたいとの抱負を述べました。

企画展は2023年3月12日(日曜日)まで開催され、川東竫弘松山大学名誉教授や法学部銭偉栄教授の講座が開講される予定です。詳細については愛媛県生涯学習センターのウェブサイトをご参照ください。

　※ 現在は「真実・実用・忠実」と表記しています。

愛媛県生涯学習センター