卒業生より大学へ岡山の伝統工芸「虫明焼」の寄贈

2023年12月13日（水曜日）、本学の卒業生である虫明焼作家/日本工芸会正会員の黒井 博史氏（大47回卒）より岡山の伝統工芸”虫明焼”のご寄附をいただきました。

虫明焼とは、江戸時代から伝わる岡山の伝統工芸品であり、茶道具を中心に日用雑器から観賞用の壺や鉢、花器など多岐にわたり制作されています。今回、寄贈いただいた作品は、中国地方の伝統工芸分野で最高峰の公募展である「第63回日本伝統工芸中国支部展」で岡山県知事賞を受賞した作品「鉄釉幾何花器（34.5×35×31.5cm）」とほぼ同じサイズ、デザインのもの。黒井氏らしい作品を大学100周年の御祝として寄贈していただきました。

作品は黒井氏から直接寄贈され新井英夫学長と山口巧副学長が受け取りました。黒井氏から本学100周年のお祝いのお言葉に加え、在学時代のお話しや同窓会の温山会を通した卒業生との繋がりへの感謝の言葉が述べられ、新井学長からは寄贈への感謝と黒井氏の今後ますますのご活躍へのエールが送られました。また、虫明焼の歴史や寄贈いただいた作品の紹介を黒井氏から直接していただき新井学長・山口副学長は興味深げに聞き入っていました。

なお、作品は多くの方に楽しんでいただけるように文京キャンパスの温山会館2階に展示する予定です。お立ち寄りの際は是非ご鑑賞ください。