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2024年02月22日
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老舗和菓子店こんだに商品を提案—2023年度「iProject!」こんだチーム提案成果発表会—

2024年2月16日(金曜日)14時15分から、伊予市役所(伊予市米湊)にて、2023年度社会人基礎力育成事業「iProject!」こんだチームの提案成果発表会を行いました。

「iProject!」とは、伊予市、伊予農業高等学校、松山大学の3団体が連携し、伊予市の事業者や団体を巻き込みながら推進する協働事業で、2012(平成24)年4月から実施しています。今年度はプロジェクトを「ふたみチーム」「こんだチーム」の2グループに分け、伊予市の手土産として認知される商品開発を目指し、アンケートや企業訪問でのインタビュー調査や、POP、ネーミング、キャッチコピーなどに取り組んできました。

提案成果発表会では、こんだチームが発表を行い、伊予市の郷土銘菓の店こんだに商品を提案しました。新商品として「カステラ」「マドレーヌ」、アレンジ商品として「どら焼き」「スイートポテト」をそれぞれネーミングやキャッチコピー案などを発表し、2024年1月に実施した「手土産について」のアンケート調査の分析結果や、伊予市内の企業を訪れインタビュー調査をした結果から、SNSを使用した宣伝方法や資金調達のクラウドファンディングについて総合的な提案をしました。

発表を担当した豊島美咲さん(経済3年)は「伊予農業高校生との試食会を経て、4つの案を出させて頂いたのですが、こんださんにどら焼きの案を検討していただくことになりました。チーム全員で考えた案だったので採用されたことがとても嬉しかったです」郷田郁実さん(経済3年)は「こんださんは伝統のある和菓子店であり、正直、私達にこんださんに喜んで貰えるような商品を開発出来ているのか不安でした。ただ、自分たちの気持ちを伝えたいということを第一に、発表を行いました。前向きに検討したいとの答えを頂いたので、非常に嬉しかったです」とそれぞれ発表を振り返り感想を述べてくれました。

こんだチームA班のリーダーを務めた徳永利貴さん(経済3年)は「プロジェクトで商品提案の活動をしていく中で、伊予市の企業にインタビュー形式で手土産の需要について調査しました。結果として多くの需要があることが判明し、この結果をどのように伝えるか悩ましかったです。発表者が頑張ってくれたこともあり、こんださんから要望を頂いていた「どら焼き」と新たに手土産として提案させて頂いた「郡中マロン」の2品を前向きに検討頂けるとコメントを頂いて非常に嬉しいです。来年度も引き続き、商品広報といった分野で力になれたらと考えています」こんだチームB班のリーダーを務めた清家胡太さん(経済3年)は「iProject!に1年間取り組み、商品を考える難しさを痛感しました。初めはより学生らしい提案を模索していました。しかし、こんださんを訪れる回数が増え、本当に今、私達が考えている提案がこんださんにとってプラスになるのかと疑問に思うようになりました。最終的にどんなに良い提案をしてもこんださんに頷いていただけなければ意味がありません。商品提案の中身だけでなく、私達の気持ちを伝えることが1番大切であるということを学びました」とそれぞれプロジェクトを振り返ってくれました。

発表会の最後には本プロジェクトの指導教授であり、伊予市「ますます、いよし。ブランド」認定事業で審査員を務める松本直樹教授より講評がありました。結果については、こんだ代表者の紺田一男氏よりアレンジ商品として提案のあったどら焼きなどを中心に、商品化に向けて前向きに検討したいとのコメントをいただきました。今後は伊予市役所・伊予農業高校の生徒と連携しながら商品化に向け活動を行っていきます。

iProject!の詳細はこちら

このページに関するお問合せは下記までお寄せください。
社会連携課
電話
089-926-8246

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