- 2024年12月26日
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伊予市の魅力を発信!ー2024年度iProject!成果報告会ー
2024年12月17日(火曜日)14時15分から、松山大学樋又キャンパスH2B教室にて、2024年度社会人基礎力育成事業「iProject!」成果報告会を行いました。
「iProject!」とは、伊予市、伊予農業高等学校、松山大学の3団体が連携し、伊予市の事業者や団体を巻き込みながら推進する協働事業で、2012年4月から実施しています。今年度は2つのプロジェクトが実施されており、1つは伊予市のふるさと納税認知と需要拡大を目標にした返礼品ページの作成。もう1つは伊予農業高等学校の生徒と郷土銘菓の店「こんだ」(紺田菓子舗 伊予市米湊803番地 代表取締役 相田一男様)と協力した伊予市の新しいお土産菓子「伊予のゆうやけこやき みかんどら焼き」の開発・PRを行いました。
前半のふるさと納税返礼品ページに関する報告では、今年度取り組んだ10個の返礼品の内、9チームが発表を行いました。各チームは担当した事業所の返礼品ページ作成にあたり、既存ページの改善点を話し合い、実際に事業所を訪問し、写真撮影やインタビューを通じて紹介文を作成しました。この取り組みの中で、苦労した点や工夫した点などをまとめながら、各チームが発表を行いました。
会場には、学生が取材した事業所の担当者にもお越しいただき、学生への講評や質疑応答が行われました。山陽物産株式会社の「歯ブラシ12本 お米でできた歯ブラシ キラグリン」を担当した中島優斗さん(経済3年)は、「ページ作成時に、自分たちなりに商品紹介の基準を設定しましたが、企業側の期待するレベルが高く、その基準に達することが難しかったです。しかし、この経験を通じて、社会人として必要な基礎力が身についたと感じています」と報告しました。
後半の「伊予のゆうやけこやき みかんどら焼き」に関しては、2023年から2年の歳月をかけて開発された過程について説明があり、特に今年度取り組んだパッケージデザインの作成、大学祭(熱田津祭)での販売、学内外へのプロモーション活動などを中心に報告がありました。
発表を担当した池田大雅さん(経済3年)は「みかんどら焼きのパッケージ作成や大学祭での販売などの商品開発とその後に行われた活動の成果発表を行いました。初めての経験ばかりで大変でしたが、多くの方に商品を知ってもらえたこと、そして貴重な経験ができたことを嬉しく思います」、徳永有庫さん(経済4年)は「今年度からの参加となりましたが、1つの商品を作るという事の重大さを理解し、真剣に取り組むことが出来ました。どら焼きの魅力を伝えつつ伊予市のPRも行えるように、目を惹くパッケージ作りを心掛け作成しました」とそれぞれの熱い思いを述べる様子が見られました。
発表会の最後には本プロジェクトの指導教授である松山短期大学学長の松本直樹教授より講評がありました。その後参加者全員で記念写真の撮影が行われ、和やかな雰囲気で報告会は終了しました。
学生達が自分で考え行動し、企業や自治体に多大な協力をいただき大きく成長できる機会となりました。また、今後の学生達の活躍にもご注目ください。
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