「常勝」という伝統を受け継ぐ

2年連続四国インカレ優勝、中四国学生リーグ代表として西日本インカレに出場、個人においては優秀選手賞、得点王を受賞した谷脇さん。
　輝かしい戦績に甘んじることなく、日々、さらなる高みを目指して努力を重ねている。そこにはエースとしての責任と支えてくれる人たちへの感謝、そして「常勝・松大」という伝統を受け継ぐ誇りがあった。

目標に向けて全力で頑張る
その想いが「常勝・松大」の原動力

ハンドボールは中学生のときに興味をもったことをきっかけに、高校から部活動を始め、今に至ります。私のポジションはバックプレーヤー。松大ハンドボール部に入部した当初、高校でのプレーが通用せず、非常に苦しい日々が続きました。しかし先輩たちからアドバイスをいただくなか、調子の浮き沈みに左右されない精神力を身につけることの大切さを学び、乗り越えることができました。また「目標に向けて全力で頑張る」ということも身につき、それは部活動だけではなく、学業や就職活動にも役立っていると実感しています。

ハンドボールはチームプレーがあってこそのスポーツ。キャプテンの池内くんがチームをしっかりまとめ、「勝利」という目標を全員で達成しようとしていることで、チームが一つになっていると思います。性格もプレーも個性的な部員ばかりですが、本当に良いチームです。おかげで今年５月の中四国学生春季リーグでは男子Ⅰ部３位となり、中四国代表として西日本インカレ出場権を獲得できました。自分たちが積み重ねてきたことの成果が出せた喜びと、さらに気を引き締め、次の目標に向けてまた頑張っていこうという気持ちでいっぱいです。

今後の目標は、やはり常勝。チームとしては、全日本インカレ、日本選手権の出場権獲得、秋季リーグで春季リーグでの雪辱を果たすこと。個人としては、３季連続Ⅰ部での得点王受賞です。エースとしての責任はありますが、努力すれば結果は必ずついてくるという自信と、「常勝・松大」の伝統を受け継ぐという誇りがあるので、プレッシャーは感じていません。

私は松大ハンドボール部で技術はもちろん、人間としても成長することができたので、松大に進学して良かったです。もっと多くの人たちに松大、そして松大ハンドボール部のことを知ってもらえるよう、残り半年を突き進んで行きます！

法学部法学科4年次生・ハンドボール部
　谷脇　俊太（たにわき・しゅんた）さん(写真左）