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2018年11月22日

自発的環境配慮行動を促す動機と仕組みのあり方を探る

ごみの分別ルールから環境に対する意識を知る

自発的な環境配慮行動を促進するために、社会の仕組みはどうあるべきかということが私の研究テーマです。省エネルギーやごみの減量など、環境への負荷が比較的少ない行動を人々が選択できるようにするには何をしたらよいか、また社会の仕組みはどうあればよいか考えています。さらに、せっかくごみを減らして資源を節約したいと思っても、ごみになりやすいものしか市場に出回っていなければ意味がないので、制度の面からもアプローチしようとしています。
 学部学生時に所属していた研究室では、計量的調査を教えてくれていました。当時、社会の争点となっていたスパイクタイヤの粉塵問題をテーマにした調査プロジェクトで、利便性の追求が環境問題を発生しうることを学んだことがきっかけで、環境問題の研究に興味を持つようになりました。
 小学生の頃、絵を描いてくるようにと課題を与えられたとき、ごみをいっぱい積んだトラックの絵を描いて提出したことがありました。また、大学生のときにコンビニで買ったお弁当の卵焼きのまわりのご飯が黄色くなっているのを見て、「何か入れられている?」と気づくなど、昔から無意識のうちに環境に関心を持っていたことも興味を持った理由かもしれません。

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