社会連携活動の体験を伝える―新宮中学校（四国中央市新宮町）で連携授業を実施―

2023年9月21日(木曜日)、四国中央市立新宮小・中学校において本学との連携授業が実施され、同校の中学部全校生徒と本学学生が交流しました。

今回は、四国中央市の出身という縁もあって、愛南マダイ応援隊のリーダーを務める保田音萌さん（経営4年）から、商品開発、FM愛媛と連携したライブコマース、株式会社SPCと連携した観光冊子の制作、YouTubeや各種SNSによる情報発信、愛南ゴールドのフルーツポンチを販売した土曜夜市（松山・八幡浜）など、愛南町の魅力を発信する実践的なプロモーション活動で、どのようにアイデアを出して企画を立て、実現していったのかというプレゼンテーションで地域活性化のヒントが提示されました。聴講した生徒からは「TikTokでは、どのような動画で愛南町の魅力を発信したのか」などの質問が寄せられました。

その後、「新宮の魅力を全国に発信しよう！」というテーマのワークショップを行い、4つのグループに分かれて話し合いと同時にパソコンでスライドが作成され、それぞれのグループの代表生徒から、YouTube等の動画による効果的な情報発信に関するアイデアが披露されました。

それぞれのグループの発表に対して講評した保田さんは「愛媛を活性化させたいという気持ちを持つ心強い生徒さんたちが多くいて嬉しい気持ちになりました。私自身が4年生ということで、今年度で最後となる新宮小中学校訪問になりますが、毎度、共通の議題について活発に意見を交わすことができ、私自身も大きく成長できた経験でした」と感想を述べ、今後の魅力発信の活動に対して、参加した生徒たちにエールが送られました。

この連携授業は、2018年度から毎年度実施されています。なお、2022年11月1日に四国中央市教育委員会と連携協定を締結しています。

愛南マダイ応援隊の活動はこちら