クリックするとメニューが開きます
scroll
マツダイ最前線
FOREFRONT マツダイ最前線
2021年02月17日

30歳からの再出発。夢の実現に遠回りはない

税理士を目指して松山短期大学入学を決意

「高校時代、会計と簿記を勉強していて、漠然と税理士という夢がありました」と話す重松さん。高校卒業後、県外で働いていたが、松山へUターンする際に仕事について、奥様の実家から「夢があるなら勉強しては?」、人生の師と仰ぐ方からも「遠回りかもしれないが、仕事にはベースとなる能力を高める〝学び〞が必要」とのアドバイスを受けた。そうして、松山短期大学の入学試験に挑戦して合格。30歳の決心であり、2人目のお子さんが生まれたタイミングでもあったという。
 在学中は17時に仕事を終えると頭を切り替え、大学へ。21時に帰宅し、夕食後に知人宅へ行って24時まで勉強した。「人生で一番勉強しましたが、辛いと思ったことはなかったですね。税理士になるという夢があり、後悔や不安はなかったからでしょう」。

顧客の事業発展のため挑戦の日々は続く

卒業時には学業成績優秀者として表彰され、税理士試験にも見事合格。2004年3月に事務所を開業した。それからは「誠心誠意、感謝の心を忘れず、お客様の幸せを願う」を信念に、様々な企業の経営支援に携わっている。「中小企業の事業発展と、多くの経営者の目標を手助けする仕事がしたい」と重松さん。まだまだ挑戦の日々は続くようだ。
 プライベートでは2人のお子さんが松大生という縁から8年間、※「父母の会」の役員を務め、会長就任後は学生の教育環境の充実を図るための諸施策を立案。また日本税理士会連合会の寄附講座を松山大学で開講している。「たった2年間の学生生活でしたが、卒業してからも縁の深さを感じています」。OBとして、母校の発展を見守る眼差しが温かい。

※「保護者と大学との協力によって子女の教育の充実を図る」ことを目的として1973年に設立。全在学生の保護者が会員となって運営される組織

後輩へのアドバイス

勉強も大事ですが、信頼できる友人をつくること、課外活動でコミュニケーション能力を身に付けることなどが、社会で活躍する上で重要だと思います。できるだけ早く将来の目標を立て、学生のうちに何をすべきか考えて実行しながら、楽しい学生生活を送ってください。

重松修税理士事務所
 所長税理士

 重松 修さん SHIGEMATSU Osamu

 平成9(1997)年3月 松山短期大学卒業

 

 


この記事は松山大学学園報「CREATION」NO.208でご覧いただけます。

このページに関するお問合せは下記までお寄せください。
入学広報課
電話
089-926-7140

RECOMMEND おすすめのページ

PAGE TOP