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2023年12月19日

通信の安全性を確保するには?技術・運用の両面から探る最適解

安全性を確保する最良の方法を模索

サイトとそれを所有する組織の対応関係をユーザーが正しく認知する技術的方法は、今のところ最良の方法が確立しているとは言えません。そのため、ユーザーが目的のサイトに常に正しくアクセスできる方法を模索することは、非常に重要な課題であり、フィッシング詐欺の被害を減らすことにもつながります。
 この問題が技術的に完全解決できればベストですが、現状ではその見通しは立っておらず、ユーザー側のリテラシーを向上させることも重要な課題だと感じています。私はセキュリティ対策の専門家ではありませんが、組織のなかで端末レベルからネットワークインフラの先まで一貫したネットワーク技術の運用とセキュリティ対策、セキュリティリテラシーの向上について包括的に研究してきました。前職で学内の情報サービスや情報環境を充実・改善すると、学生・職員の皆さんの利便性向上につながり、役立つというやりがいを実感できたことが研究のモチベーションにつながっています。
 引き続き技術面の改善と、ユーザーのリテラシー向上の両面について、広く世の中に役立つ研究をしていきたい、そしてそれらを学生にも伝えていきたいと考えています。

松山大学公式HPのサーバ証明書とその要約情報

経営学部経営学科教授
田中 健吾 TANAKA Kengo

略歴

1997年 愛媛大学理学部卒業
2002年 九州大学大学院工学研究科 博士課程修了 博士(工学)
2002年 九州大学大学院工学研究院付属環境システム科学研究センター講師
2004年 香蘭女子短期大学講師
2008年 香蘭女子短期大学准教授、情報センター次長
2016年 香蘭女子短期大学情報センター長
2020年 香蘭女子短期大学教授
2022年 松山大学経営学部教授(現在に至る)

この記事は松山大学学園報「CREATION」NO.219でご覧いただけます。

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089-926-7140

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