長年に亘る武道普及の貢献に対し「斯道奨励賞」を受賞―合気道部―

平成28年11月26日(土曜日)、日本武道館(東京都千代田区)において開催された「第56回全国学生合気道演武大会」にて、本学合気道部が植芝守央 合気道道主・全国学生合気道連盟会長より「斯道奨励賞」を授与された。

同賞は武道の復興・普及を推進する日本武道協議会が、加盟10団体(柔道・剣道・弓道・相撲・空手道・合気道・少林寺拳法・なぎなた・銃剣道・日本武道館 ※団体名は略称)において、長年に亘る武道普及に貢献する団体に贈るものである。また、受賞団体は翌年に行われる全国学生合気道演武大会において、全国の加盟86団体の前で、特別に模範演武を披露することができる。

受賞にあたり中心的な活躍をした同部副将の橋上佳奈さん(経営3年：中四国学生合気道連盟委員)は「受賞に向けて様々な準備に取り組みましたが、一番苦労したのが9月に行われた選考会において、合気道部の活動内容を発表したことです。日頃の稽古や昨年創部50年を迎えた部の歴史について文章にまとめました。改めてこれまで部の活動を見直す良い機会にもなりました」と受賞の経緯を語ってくれた。
　同部主将の中田祐太さん(法3年)は「この賞を頂くことができたのは、長年合気道部をご指導いただいている谷本敏夫 合心館館長をはじめとする先生方の御指導、そして、これまで先輩方が積み重ねてきた合気道に対する情熱があったからと考えています。諸先輩方が築いてくださった合気道部をさらにより良い部にするため、日々稽古に励み、己を磨いていきます」と今後の抱負を語ってくれた。