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2016年03月22日
学生在学生の方

部活動・サークルの活性化を図る―2015年度リーダー研修会―

平成28年3月14日(月曜日)、文京キャンパス2号館1階にて、「2015年度松山大学リーダー研修会」が開催された。この研修会は、リーダーとしてのスキル・知識・態度に関する体系的・継続的な育成方法の確立に向け、毎年学生部が開催しているもので、本年度は、他大学や企業から講師を招き、各サークルのリーダーとして活動する上での必要な知識と技術を学び、団体を運営する際に想定される課題等の解決に向け、より実践的な方法を身につけることを目指した。学生自治会公認の「部」及び「同好会」の次期代表者98名(主に2年次生)が参加し、熱心にプログラムに取り組んだ。

研修では最初に、松本直樹学生委員長より本研修会の狙いと到達目標を説明し「講義、体や手を動かすワーク、少し抽象的な話から具体的な悩み相談コーナーなど、様々なプログラムを用意しているので、各自の今後のサークル活動の糧となるようなものを一つでも持ち帰っていただきたい」と激励のあいさつを行った。

続いて泉谷道子学生支援室特別講師より、導入講義として「リーダーシップ」についての講義とワークショップを実施した。集団をまとめるための「メインテナンス」と集団の目標を達成するための「パフォーマンス」の二つが必要であること、そのためにはメンバー間で団体のポリシーを共有して他者の価値、強み、夢に働きかけることが有効であることが説明された。

次いで、外部講師の難波克己玉川大学准教授より、チーム活動にはAffect(感情)、Behavior(行動)、Cognition(認知)のバランスが重要であることを学んだ後、身体を動かしたエクササイズを通してこれらを備えたコミュニケーションの実践を行った。また、山崎泰央石巻専修大学教授と株式会社ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ取締役の石原正雄氏より、レゴブロックを用いたリーダーシップ研修が行われた。手を動かしてブロックの様々なパーツを組み合わせ、イメージを形で表現することで“ジョハリの窓”の自己開示(自分や他者から見た自己像)の実践を行った。

学生同士でも悩みや各サークルで抱えている課題を共有し、結果、多くの団体に共通している課題として、メンバー間の団体に対するコミットメントの度合いが異なることが挙げられた。この研修を通して、学生達は、リーダーにはいろいろなスタイルや手法があり、リーダーとしての悩みを共有したことによって、様々な「気づき」と「サークル・ポリシー」の重要性を実感したようである。最後に松本学生委員長より研修の締めくくりをして閉会とした。

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