カリキュラム
カリキュラムの概要
1年次
初年次から医療人としての薬剤師を目指す覚悟と心構えを学びます。また、卒業までグループワークを継続し、薬剤師に不可欠なコミュニケーションやディスカッションの能力も養います。
種 別 | 授業科目 | |
---|---|---|
共通教育科目 | 人文科学関係、社会科学関係、自然科学関係、総合関係(ITスキルズなど)の科目 ※総合関係科目のITスキルズは薬学部必修です。 |
|
言語文化科目 | 英語、初習言語(ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語)などの基礎・応用科目 ※初習言語の応用科目は2年次以上 |
|
健康文化科目 | 健康生活、スポーツ科学などの科目 | |
専門教育科目 |
導入科目 | 薬学へのプロローグ/薬剤師と医療/早期臨床体験 |
領域別科目 | 倫理基礎/有機化学Ⅰ/分子生物学/機能形態学/医薬品分析科学/物理化学Ⅰ/有機化学Ⅱ/物質変化と平衡/天然物化学/生体分子化学/細胞生物学/薬用植物学 |
2年次
病気と薬に関する内容の本格的な学修を開始します。また、技能を身につけるために実習も行います。
種 別 | 授業科目 | |
---|---|---|
専門教育科目 | 領域別科目 | 機器を用いる分析法/エネルギーと平衡/物質の変化と速度/有機化合物の性質と反応1/医療の中の生薬/代謝と病気/内分泌と病気/神経と病気/免疫と病気/製剤の性質/薬の体内動態/有機化合物の性質と反応2/代謝・内分泌系と薬/神経系と薬/微生物の基本/栄養と健康/社会の中の薬剤師/医薬品情報/発生生物/コンピュータ生命科学 |
技能科目 | 医療倫理1/分析化学実習/物理化学実習/有機化学実習/生化学実習 |
3年次
引き続き病気と薬に関する内容の学習と実習を行い、薬や医療に関する理論的背景をほぼ完成させます。
種 別 | 授業科目 | |
---|---|---|
専門教育科目 | 領域別科目 | 薬物動態解析/有機化学演習/化学物質の構造決定/循環器・呼吸器・泌尿器と病気/消化器・感覚器・皮膚と病気/病原体としての微生物/生活環境と健康/疾病の予防/臨床統計/薬のサイエンス英語/個別化医療/化学で見る薬理作用/医療の中の漢方薬/がん,病態と薬/循環器・消化器・泌尿器・生殖器系と薬/免疫・呼吸器系・微生物感染と薬/症候と臨床検査値/臨床調剤/薬の法規・制度/医薬品マーケティング/放射薬学/臨床栄養/創薬化学/毒の科学/医療経済学/医療コミュニケーション |
技能科目 | 医療倫理2/生薬・漢方薬実習/薬理実習/製剤実習/薬剤実習/感染症学実習/衛生薬学実習 |
4年次
3年次までに修得した内容を振り返り、臨床を見据えた実践的な知識として統合します。研究室での卒論研究も始まります。また、実務実習への参加資格を得るために全国共通の「薬学共用試験」を受験します。
種 別 | 授業科目 | |
---|---|---|
専門教育科目 | 領域別科目 | 医療英語/実務事前学習/臨床薬物速度論/薬の相互作用の実際/医用機能性高分子学/生命の物理/細胞分子医学/感染と宿主応答 |
技能科目 | 臨床薬学実習 | |
総合科目 | 卒論研究1/薬学横断科目/国際医療薬学 | |
自由選択科目 | 基盤演習 |
5年次
実習生として臨床現場へデビュー、薬局と病院で実務実習を行います。
種 別 | 授業科目 | |
---|---|---|
専門教育科目 | 総合科目 | 卒論研究2/薬局実務実習/病院実務実習 |
6年次
学修の集大成として卒業論文を作成します。このレベルの課題には、多くの時間と能力が必要ですので、科目数は少なくなっていますが簡単ではありません。卒業直前には薬剤師国家試験を受験しますので、そのための勉強も怠れません。
種 別 | 授業科目 | |
---|---|---|
専門教育科目 | 総合科目 | 卒論研究3/総合演習/実践臨床薬学/実践地域医療/実践臨床推論 |
学習サポート制
薬学は化学、生物、物理のいずれの知識も必要とする学問です。薬学部では「学習サポート制」を設け、それらの科目が苦手な学生でもスムーズに学習を進められるよう、入学後の早い時期からサポートしていきます。
このページに関するお問合せは下記までお寄せください。
薬学部事務室
- 電話
- 089-926-7193